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法田勇虫さん

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1月のとある日、 名古屋の親友ギタリスト塩ボンのリーダーグループ Deep Cafeさんが横浜でライブを開催するとのことで一緒にお伺いしました。 その時のゲストが法田勇虫さん、 浜田省吾さん、ジプシースイング, Jeff Beck, Studio Musician, Session Guitarist, もうキーワードがいくつあっても足りないくらい 有名な日本のギタリストの中の重鎮です。 https://ameblo.jp/houda-i/ http://www.houda.net/ その法田さんへU.O.D.をお持ちしたのですが 誕生日の今日、うれしいお知らせが… 「エフェクトボードNO.2に Ultimate Over Drive入れたよー」 もちろん法田さんからは、スルーバイパスや甘い歪を という宿題はいただいたものの、とても素敵な誕生日プレゼントでした!

Ultimate OverDriveの秘密

U.O.D.(Ultimate Over Drive)は基本的に歪の境目を コントロールするために開発したペダルなんですが、 裏蓋を開け中のボリュームを調節すると 歪側を普通のディストーションへ変更することができます。 また、細かく追及するなら自分のギターの出力にあわせて 最善のセッティングで歪を作ることができます。 (この場合、クリーンからクランチ+くらいまで) チャンネルはBoosterODの2チャンネル Boosterはかけっぱなしです(標準) BoosterとODは直列なので Boosterを上げると ODの入力は増します。 音量は各チャンネル別に調節できる設計です。 Booster側は色付けなしのフルレンジブースターです。 (現在ハイカットを検討中) OD側がとても特徴あるんです。 ODとは言っても実はブースターの出量が混じっていて この加減を調節できるんです。 それがケース内の半固定ボリュームです。 Blues系の音の場合、歪みと言ってもクランチとか 原音の混じった芯のある音が好まれています。 そのあたりのビミョーな調整がこのペダルでは可能です。 さて、もう1つ設定です。 もう、歪はガンガン歪ませたいの! という人は 半固定抵抗を時計と逆に回してください。 抵抗値を高くすることでBoosterの信号を遮断し 普通のOverdrive / Distortion Pedalへと変身します。 この場合、OD側本来のLEDの歪とコンプカットの音が出てきます。 シンプルな回路ですがオリジナルで随所に工夫と スパイスを散りばめてみました。

Shun Driveをご検討の皆様へ

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Shun Driveにご興味をいただきありがとうございます。 現在、Shun Driveはオリジナルに改良を加え 下記の写真のペダルを提供させていただいておりますのでご了承願います。 改良点: 1. ケースの小型化(Hammond 1590Bタイプ)と   標準品による色のバリエーション 2. リング型LED一体型3PDTスイッチの採用による   チャンネル切り替え時の見やすさ 3. 電源部をスイッチ周りにまとめ不要なノイズの防止 4. 出力カップリングコンデンサーをソリッドタンタルへ変更し   抜けの良さを改良 5. スルーバイパス時OD回路をグランドに落とすことによる雑音防止 オリジナルと回路は同じです。 オリジナルを製作したときは米国に在住しており その時手に入る部品やケースで作り上げたのですが、 ケースについては全く同じものが日本では手に入らないため 小型化も検討し現在に至っています。 菊田さんの音の肝であるSHAPE(可変するベースカット)は オリジナルと同じで、他の構成も同じ内容となっています。

インディゴさんありがとう!

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2月にShunDriveを名古屋のギタリスト谷津さんへお届けしました。 (インディゴさん、樫尾部屋のギタリストです) 気に入っていただけるか心配でしたが以下の コメントをいただきました。 これからも宜しくお願いします。 ちょっと 💦 綿ボンさんっ 💦 このペダル凄すぎる 🔥 先日完成して受け取った 綿貫さんオリジナルのbluesuplex2台目 その名はshun drive ✨ 今日ようやくじっくり試せました 3モードのクリッピングで歪みのテイスト変えられますが このペダルの肝は 右下のツマミ なんと 歪みの量は基本変えずに (聴感上は多少変わるけど) 巻き弦側の押し出し量というかバランスをコントロールできるという それはそれは素晴らしいペダル ✨ このツマミの加減だけでだいぶ広い守備範囲をカバーできるし リフを弾く時に、低音弦ばかりが出てしまうって時にスッと軽くしてバランス取ってやることもできる 早速、ボードの中身を入れ替え xoticのsoul drivinを外してshun driveをin 💨 サンプル動画をあげようかと思ったけど ヘタクソでむしろ逆宣伝になるのではないかと思い、やめときましたww これで歪みはbluesuplex試作機とshun drive 歪みが足りない時はMS-3でちょっとだけ足してやれば良い 今までも試作機のbluesuplexでカシオペアでも セッションでメタルやる時でも使えちゃってたから これで万全です ✨

3月の製作状況

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3月は次の4台を予定しています。 U.O.D. 赤 予約済 U.O.D. 青 予約済 U.O.D. 青 予約済 U.O.D. 青 深胴タイプ 納入先未定 4月から5月のロットは U.O.D. Special (スルーバイパス仕様)を3~4台製作予定です。 2台は予約済みです。 よろしくお願いいたします。

エフェクターのケースについて

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エフェクターのケースを立派なものに変えるだけで 何故か音まで良くなってしまうような気がするのは錯覚でしょうか? 実はオーバードライブやディストーションのような増幅回路では 薄い肉厚のケースを使うとフットスイッチを切り替えたときに 電位差による電気的な雑音とともに機械的な雑音が増幅されているのはご存知でしょうか? 試しに増幅回路のエフェクターのボディーをアンプの音量を上げて コンコンと叩いてみてください。 もう一つエフェクターの音質について、良く裏蓋を開け中を見ると 一般的なTSの高級バージョンにクリッピングダイオードを工夫して 歪の質感を変えているODがありますが、アイデアは良いとして そのダイオードを基板から引き回し筐体内で不安定にぶらぶらと 処理されていないものがあります。 正直言ってお勧めしません! 試しに裏蓋を開けエフェクトをギターとアンプにつなぎ、 ジャーンとコードを弾き、すかさずクリッピングダイオードを 指で触ってみてください… ハイが落ちるでしょ! 簡単に言えば高周波が人体を通じてアースに落ちて逃げてしまっているんです。 そんな重要な部分をぶらぶらとケース内で不安定な状態にして置いたら… ということで本題です。 現在、特にご指摘がない限り下記のケースで製作しています。 Ultimate Over Drive = Hammond 1590BS ブルーハンマートーン Shun Drive = Hammond 1590B ゴールドハンマートーン 取り扱っているケースは Garrett Audioさんで販売している ケースの中でHammond 1590Bもしくは1590BSです。 http://www.garrettaudio.com/ その中でもおすすめハンマー塗装のケース 無地の単色(赤、黒、青とか…)は塗装の質があまりよくなく 納品された時点でこすれ傷や塗装のムラがあります。 1590Bは薄型のコンパクトタイプ 1590BSは1590Bと大きさは同じですが深胴(1センチ高さがある)タイプです。 いわゆるアメリカのペダルによくあるタイプです。 実は薄型は高さ的にぎりぎりで電池スナップなど頑丈なものを使うと 蓋が閉まらず、追加工している状況です。 フットスイッチも底面から数ミリしか